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活動報告

発達障害の子育て・親育ち(2017年7月22日)











去る7月22日土曜日、熊本現代美術館アートロフトにて、「発達障害の子育て・親育ち」の講演会を開催いたしました。熊日新聞に紹介されたことも影響してか、7月に入った時点ですでに満席となりました。締め切り後も申し込みがたくさんあり、当日の会場である現代美術館にも数件の問い合わせが合ったようです。

講演会、最初にお話をされた竹下先生はOTのお仕事をされながら、ご自身も発達障害のお子さんを持つ母親であり、ご家庭での支援方法を紹介されました。仕事を持ちながら障害を持つ子供の子育ては大変ですが、専門家や支援機関と繋がりながら、お子さんを含め家族が過ごしやすい環境を作っておられました。兄弟児の中の良い様子は心和みました。

今本先生は、問題行動についての対処の仕方として、ABAの心理学を用いた方法を紹介されました。子どもの行動(結果)を変えるには、まず原因(先行条件)を探しだし、環境を整えてあげることが大切だと感じました。理論で考えると難しいようですが、いくつかの事例をご紹介いただき解りやすく説明してくださいました。

パネルディスカッションでは、講演会申込み時にお尋ねした質問からピックアップして議題としてお話しさせていただきました。「兄弟児の対応」「性の話」「本人への告知」と、聞きたくてもなかなか聞く機会がないトピックを取り上げてみました。時間の制限があり充分な議論ができず心残りでしたが、講演会後、「参考になった」「このことが大切だとわかった」などの感想をいただきました。悩み、試行錯誤して、子供を理解していき、親自身も子どもと一緒に成長していく。そんな子育てのヒントがたくさん詰まった講演会になったと思います。



Copyright © 2011 トリニティ All Rights Reserved.

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